こんにちは!
先日投稿した大人の箱型万華鏡工作のYouTube動画はご覧いただけましたでしょうか?
あの動画ではあまりにも駆け足過ぎたので、今日は写真と文字でもう少し詳しく解説してみようと思います。
まず必要なものから。
線を引いたり切ったりするために必須な定規とカッターナイフ。
目安線用の油性の黒ペン。
色付けに必要な油性ペン3色(赤・青・緑)。
模様を引くために使うプラスチック用T字ナイフ。(アクリルカッターとも呼ばれています。)
5㎜方眼の印刷が入ったカッティングマット。
白色のビニールテープ。
セロハンテープ。
などなど。
そして忘れちゃいけないのがコレー!!
貼りもん屋ドットコムの商品。
それでは早速作業を開始!
今回は75㎜角にカットし、箱型の万華鏡を作ります。
300÷75=4、450÷75=6、で75㎜角が24枚取れます。
1つの万華鏡は6面体、って事で都合4個がこのMサイズで作れちゃいます♪
MP-T1.0㎜厚Mサイズ、こいつの裏側はピンク色の保護マスキングです。
ここに黒ペンで75㎜間隔の目安線を引きます。
次にその線に沿ってカッターナイフで切ります。
コツはピンクのマスキング面から刃を入れる事。
しかし定規に沿って少ない力加減で3回4回と刃を走らせる事。
すると比較的綺麗な切れ方がします。
そうして75㎜カット品を6枚切り分けました。
次にのぞき穴となる部分です。
6面体につき、こちらは3枚という理屈。
75㎜角の4カド、この一角に対しそれぞれ15㎜の位置で角を落します。
この落したカドが合わさって、三角ののぞき穴となる訳です。
模様の箇所について
こちらの作業が一番大変でした。
なのに詳細な写真すら残っておりません。(汗)
申し訳ございません(大汗)
これは、角を落していない残りの3枚を使います。
模様となる傷を入れるのはミラー表面になります。
MP-Tなら半透明の保護フィルム側。
今回は、円と線を交えた幾何学模様に挑戦。
円形に関してはカッターナイフで鏡面に軽く傷を入れます。
次に直線の表現です。
この時初めてT字カッターを使います。
カッティングマットの5㎜方眼を上手く利用し、定規をあてがって直線を軽く掘るような感触でミラー面に傷を入れます。
力が入り過ぎるとささくれやバリが出ます。
弱すぎると上手く模様にならない。
線の間隔が細過ぎると、残ったミラー部分も剥がれてしまったり。
本当に力加減が難しかった。
そして、どうもこの方法は当店の素材には不向きのような気がします。
つまり、細やかな表現が困難という事。
次回があれば、試してみたい手法もあるので是非再挑戦したいところ。
そうして一応模様を入れるまでが終了。
次はこれを連結していきます。
展開イメージとしてはこんなカンジ。↓
さて、進めていきましょう。
模様をいれた生地に色付けをします。
傷を入れたミラー側ではなく、裏側ピンクの保護マスキングを全面剥がします。
芯材を透過して模様としていれた傷・線が見えると思います。
その模様に沿って、赤・青・緑と用意した油性ペンを塗って色付けをします。
色付けが終ったパーツを連結します。
入れた模様が中心となるようL字に連結します。
このパーツの連結にはセロハンテープを使います。
今度はのぞき穴用のカドを落した3枚を連結します。
同じく外側となるピンクのマスキングを剥がし、今度は白色のビニールテープでL字になるように連結します。
そして、先に連結した模様側と接合の準備をします。
それぞれ、内側となるミラー面の保護フィルム(半透明)を剥がしておきます。
ここからが最後の仕上げ。
模様側とのぞき穴側を白のビニールテープで隙間が出来ないように連結します。
この作業が仕上がりのポイントにもなります。
少しでも隙間が出来ると反射に映り込み不恰好になってしまうからです。
慎重に、ゆっくりでも構いません。
きっちり箱型に近づけば、完成まであとわずか!!
さて、これで完成です!!
ただ、この状態では微妙に光を透過してしまいます。
動画上では事務所に転がっていたホログラムフィルムを貼ってみました。
ただし、模様面まで貼ると光らなくなるので要注意です。
模様で色付けした箇所は貼らないでおきましょう。
こんな感じ。↓
手もとにそんな都合よくホログラムフィルムがないって?
そりゃぁそうですね(汗)
この柄ではありませんが、当店の訳ありコーナーで粘着付のホログラムフィルムも販売中です。
ただ、この訳ありコーナーではロール巻で結構な数量になります。
「こんなに使いきれない」って場合は折り紙や布でもなんでもいいと思います。
これも一つの作品なんですから、外観も綺麗にしたほうがいいですもん♪
そんなこんなで完成した万華鏡の様子、完成試写の巻と称してまたもやYouTubeにUPしてみました。
よかったらこちらもご覧ください♪
そしてもし試してみたくなったら、お子様と一緒に作ってみてください!!